日本語を学ぶ人たちが驚くことのひとつ。
それは、日本語には「ドキドキ」「わくわく」「ぴかぴか」のような言葉がとても多いことです。
なぜ日本語には、こんなにたくさんのオノマトペがあるのでしょうか?
その理由のひとつは、日本人が身の回りの世界を細やかに表現してきたことにあるのかもしれません。
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世界の音に耳を澄ませてみる
日本語のオノマトペが表現するのは、実際に聞こえる「音」だけではありません。
気持ちや動き、天気、さらには静けさまで表現することがあります。
雨が「しとしと」降る。
胸が「ドキドキ」する。
「にこにこ」と笑う。
ほんの短い言葉なのに、それだけで目の前に情景が浮かんでくるようです。

細やかなことをとらえるセンサー
日本では昔から、自然や日々の暮らしの中にある小さな変化を感じ取り、楽しんできました。
春に咲き始める桜。
静かに降る雨の音。
そっと吹くやわらかな風。
そんな何気ない一瞬や感覚を、短く、印象的な言葉でとらえる。
オノマトペには、そんな役割もあるのかもしれません。

音だけにとどまらないオノマトペ
オノマトペは世界中のさまざまな言語に存在します。
しかし、その中でも日本語ではオノマトペがとても豊かな使われ方をしています。
それは子ども向けの本や漫画だけで使われる特別な言葉ではありません。
大人同士の日常会話の中でも、気持ちや体験、その場の様子を伝えるために、ごく自然に使われています。
「ドキドキ」
「わくわく」
「しとしと」
「にこにこ」
普段は意識もせずに使っているこうした言葉をあらためて眺めてみる・・・
すると、そこには日本語ならではの世界の捉え方が隠れているのかもしれません。



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