このPuni Puni Dictionaryは、日本語のオノマトペを紹介する辞書として始まりました。
「きらきら」「ドキドキ」「そよそよ」。
音や気持ち、動き、感覚などを、短い言葉で生き生きと表現するオノマトペ。
ところが、いくつものオノマトペを調べていくうちに、ひとつ面白いことに気づきました。
日本語には、オノマトペではないのにどこかオノマトペのような感覚を持つ言葉があるのです。
たとえば、「木漏れ日」「花吹雪」「朧月夜」。
もちろん、これらの言葉そのものはオノマトペではありません。
けれど、これらの美しい言葉が表す情景を思い浮かべてみると、
「きらきら」
「ひらひら」
「そよそよ」
「しーん」
といったオノマトペが隠れているような気がしてきませんか?

なぜ、この瞬間に名前がついているのか?
木々の間から差し込む光は、日本だけにあるものではありません。
花びらが風に舞う光景も、世界のさまざまな場所で見られます。
薄い雲の向こうにぼんやりと月が浮かぶ夜も、日本にしかないものではありません。
それでも昔の日本人は、そんな一瞬の情景を切り取り、そこに名前をつけました。
なぜ、その瞬間をわざわざ言葉にしたのでしょう?
Words Explained Through Onomatopoeia では、単に言葉の辞書敵は意味を説明するだけではなく、その言葉の中に隠れている感覚や空気管、そして文化についてまとめています。
そこには、自然との関わりが見えてくることもあります。
季節とのつながりが見えてくることもあります。
そして時には、人が世界をどのように捉えてきたのかが見えてくることもあります・・・

言葉から、日本人の世界の見方をのぞいてみる
Words Explained Through Onomatopoeia の目的は、ひとつの「正解」を示すことではありません。
むしろ、普段なら通り過ぎてしまう言葉を、少し立ち止まって眺めてみること。

なぜ、ある瞬間が人の心に刺さるのか?
なぜ、そんな瞬間に名前をつけるのか?
日本人が作ってきたそんな言葉たちを通して、日本の感覚についての気づきはあるのか?
Words Explained Through Onomatopoeia に集めた言葉は単なる「語彙」ではないのかもしれません。
そこには、日本人が世界をどのように眺め、何を感じてきたのかの、
小さな痕跡が潜んでいるのかもしれません・・・



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